入園・入学準備ー巾着袋ー

こんにちは。
ロンドン帰りのソーイング男子・店長のキッシーです。
今日は節分ですね。
子供の頃は近くのお寺に豆まきに行き、甘酒のような物を飲んで提灯を持って帰宅するという風習がありました。
今思うと情緒があって素敵な催しだったなぁと感じます。
年の数だけ豆を食べるのは、もう無理ですね(笑)

先週のブログ、入園・入学準備の生地選びに引き続き
本日はお弁当やコップ、お着換え等を入れる必需品である巾着袋について書いてみようと思います。
使い道が多い巾着袋。
製作の際にちょっとした一工夫をする事で使いやすくなる事も。

裏地を付ける事が多い巾着袋。
先週のブログでも書きましたが、裏地が表地よりも小さいと表地が引き攣ってしまうため
生地を水通しして一旦縮めてしまう事が必要です。
面倒なひと手間なので、裏地を表地より少し大き目にするのも良いと思います。

また、物を出し入れする時に中の裏地が一緒に外へついてきてしまう問題がありますね。
こんな風に↓
そうならないために、表地と裏地の底の部分の端っこを一緒に縫い止めておくと良いです。
下の写真の〇で囲んだ部分を中で縫い留めます。
巾着袋が出来上がったら最後は紐通しですね。
紐の先端を切ったままにしておくと使っているうちに、もけもけになりますよね。
これを防ぐために、紐の先端部分にセロハンテープをぐるり一周巻いて
巻いたセロハンテープの真ん中をハサミで切ると、ほつれにくくなります。
また、ほつれ止め液という便利な物もあるので切った先端に液を塗っておくのも良いですね。
簡単な補強方法なので、何度もお洗濯するうちに剥がれてしまう可能性もありますが。
出来上がり早々に、ほつれてしまうよりは良いかなぁと思います。
本格的な入園・入学準備シーズン到来ですね。
お子様の新しい生活の応援になるよう、一緒に頑張って作りましょう♪

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鬼は外!福は内!!